コンパッションの力で
個人・組織・社会に
幸せと平和をもたらす
What Compassion Brings
コンパッションが
個人・組織・社会にもたらすもの
コンパッションを育むと、自分が幸せになるのです。
コンパッションは、自己犠牲することなく、
社会貢献する力です。
コンパッション文化を育むと、メンバーはやりがいをもって働き、組織へのコミットメントも増し、組織のパフォーマンスが高まります。
環境問題、戦争、貧困など多くの社会問題の根本原因は、人類のコンパッション低下です。コンパッションは、社会問題の解決に向けた解なのです。
コンパッションは、
理念であり、戦略であり、技術
コンパッションは、コンパションあふれる社会という理念を与えてくれます。
コンパッションは、お互いを思いやるという理念実現に向けた戦略となります。
コンパッションは、開発することのできる再現性のある技術です。
PROFILE

Research
コンパッションとセルフ・コンパッションの2つの項目についての代表的な研究結果を紹介しています。
Blog
noteにて記事を執筆しています。

2023.11.18生き方革命をもたらすセルフ・コンパッション講座のご案内
セルフ・コンパッションの全8回のオンライン講座を11月下旬から1月にかけて開催します。
セルフ・コンパッションの専門家3名とともにお届けします。
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2023.09.28心理学の知見:この世でもっとも差別されているのはAIかもしれない。
生成AIが話題ですね。
ところが、データをみると多くの人はAIが嫌いです。
人はAIが間違えると、人が間違える以上に叩くし、AIとの約束は簡単に破ります。
またAIへのバイアスもすごいです。AIの力は過小評価されやすく、人の力が過大評価されやすい。
AIが人格を持っていたとしたら、AIはなんともひどい扱い方をされていることになりますね。
ところがAIはずば抜けて仕事ができるのです。
AIは、ずば抜けて優秀だけど、どうしても好きになれない同僚のようなものです。
人は果たしてAIと協力できるのでしょうか?
ここにとても示唆深い、トップジャーナルNature Machine Learningからの論文があります。
・・
MITなどの研究グループは、人とAIがどう協力するかを囚人のジレンマゲームを使って調べた。
囚人のジレンマゲームとは、協力しあえば、お互いより利益が増え、裏切ればお互い利益が減ってしまうとゲーム。
実験
698人のそれぞれが、ジレンマゲームを繰り返し50回行ってもらった。
対戦の組み合わせを工夫し、以下の4通りを行った。
①人 vs AI
②人 vs 人間のふりをしたAI
③人 vs 人
④人 vs AIのふりをした人
結果
どのパターンが一番協力しあったか?
それは、人が人間のふりをしたAIと対戦したときだった(②)。AIは人から協力的な行動を引き出すのが上手だった。
ところが、AIがアルゴリズムだと身元を相手の人に明かした場合(①)、人の協力行動はガクっと減ってしまった。
同様に、対戦相手が本当は人なのだけど、AIのふりをした場合(④)、人の協力行動はガクっと減ってしまった。
結論
AIが自分を人間と偽れば、人と最も効果的に協力関係を築き、最も大きな利益を得られることが分かった。
ところが、AIが自分はアルゴリズムだと開示してしまうと、人は非協力的になり、AIの本来もっているポテンシャルは発揮されなかった。
・・
ここに人類にとって大変重要な選択が提示されています。
選択1 AIが自分が人間だと偽るけれど、より多くの果実を得られる社会をつくるか?
もしくは、
選択2 AIが自分はアルゴリズムだと身元を開示し、その分のコストを払う社会をつくるか?
僕は、AIはアルゴリズムだと身元を明かす社会がいいと思いますよね。
Ishowo-Oloko, F., Bonnefon, J. F., Soroye, Z., Crandall, J., Rahwan, I., & Rahwan, T. (2019). Behavioural evidence for a transparency–efficiency tradeoff in human–machine cooperation. Nature Machine Intelligence, 1(11), 517-521.
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2023.09.23心理学の知見:もしロボット僧侶が「般若心経」の法話をしたら
ロボット僧侶はすでに日本のお寺で導入をされています。
京都の高台寺では、高さ195cmのロボット僧侶が「般若心経」の法話を説いているのをご存じでしょうか。
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